2012年6月1日金曜日

レシチン(ホスファチジルコリン)

記憶力アップにも効果があると言われているPS (ホスファチジルコリン)
レシチン(ホスファチジルコリン)は、記憶をつかさどる伝達物質のアセチルコリンの材料になりますので、レシチンを摂取する事により、記憶力が高まります。

またレシチンは、脳の神経細胞膜の主成分でもあります。レシチンの成分はグリセリンと脂肪酸のリノール酸ですが、このリノール酸は軟らかいのが特徴です。 このリノール酸により脳細胞に柔軟性が増して、ドーパミンやアセチルコリンなどの脳内伝達物質の受け取りが確実なります。レシチンのこれの働きによって も、記憶力が高められています。

肝臓にも
ドイツでは肝機能障害の患者に、レシチンを使う事が認められています。レシチンを使う肝機能障害の症状はウイルス性肝炎やアルコール性肝炎、急性または慢性肝炎、肝硬変、糖尿病性脂肪肝などの広範囲にわたります。
肝機能障害に使われるレシチンはホスファチジルコリンの含有率は90%でその半分にリノール酸が付いている、高濃度高品質なものです。そして治療目的に使われる、このレシチンの標準の飲み方は1回350mgを1日3回服用します。

レシチン(ホスファチジルコリン)とは?
レシチンは別名ホスファチジルコリンとも呼ばれ、リン脂質の1つです。脳や神経組織などに多く含まれ、細胞膜の主要な構成成分です。
体内ではあらゆる細胞の膜に含まれており、生理機能を担ったり、神経伝達物質のアセチルコリンの材料としての働きも知られています。副交感神経の刺激を伝え、学習や記憶、睡眠に関わっています。また、脂質の代謝にも関わっており、肝臓を保護する働きもあります。
レシチンには水と混ざりやすい部分と油と混ざりやすい部分があります。両方の性質を持つため、本来混ざらない水と油を混ぜ合わせる働きがあります。

レシチン(ホスファチジルコリン)の働き
1)脳を健康に保つ
レシチンは神経伝達物質であるアセチルコリンの原料となり、神経を正常に働かせる効果があります。よって不足することでイライラや不眠症、記憶力の低下が起こる可能性があります。また脳内の栄養補給も行い、新陳代謝を活発にし脳の老化を防ぐことも期待されます。

脂肪がエネルギーとして使用されたり、体内に貯蔵されるためには血液で運ばれる必要があるのですが、その際脂肪はたんぱく質と結びついて血液中を移動しま す。この脂肪とたんぱく質の結合に必要なのがレシチンです。レシチンはリン脂質の一種ですが、本来では混ざらない「水分」と「油分(脂質)」を混ぜ合わせ るはたらき(乳化作用)がある成分です。
そのため、血管の壁にこびりついたコレステロールを溶かして血管の壁をキレイにするはたらきにもつながります。

また細胞の健康維持のための仕分け役としても働きます。人体では主に細胞膜や細胞の核に存在しています。毎日新しい細胞をつくり出し、細胞に必要な栄養分 や酸素などを吸収する働きをしています。また同時に不必要な物質を細胞の外に出す働きもあります。すなわち、レシチン(ホスファチジルコリン)は人体の細 胞の健康を維持するため、仕分け人の役割を担っているのです。

レシチンが不足すると
​・体調悪化 ・老化現象 ・疲れや頭痛 などの症状があらわれます。​


Phosphadyl Choline 420mg

(1粒あたり)
◆エネルギー                10 kcal
・脂質からのエネルギー   5kcal
◆総脂質量           0.5g
◆ホスファチジルコリン     420mg
(大豆レシチン由来)